このたび、みらいバンク〜幹細胞プロジェクト〜のホームページを開設しました。

みらいバンクでは、再生医療をもっと身近なものにするために、研究開発の原料となる「体性幹細胞」を企業へ安定供給するためのシステムを作っています。

体性幹細胞はこれからの再生医療の研究開発に欠かせない存在です。しかし、倫理面や法律面など様々なハードルがあり、国内では細胞の供給が追いつかず、思うように研究開発を進めることができないのが現状です。

この問題点を解決するために、琉球大学医学部附属病院の患者の方々から同意を得て、手術や検査などで使用・切除した組織から幹細胞を抽出し、診療情報とともに適切に管理・保管し、倫理審査委員会で承認された製薬企業等へ安定的に提供するための新たなモデル構築に、国内の先駆けとして取り組んでいます。

多くの企業や研究機関で、より迅速に再生医療等製品の開発や商品化が進み、多くの患者様のもとにその成果を届けられることを願っております。